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クック諸島に届く日本の支援 草の根無償資金で桟橋完成


草の根・人間の安全保障無償資金協力業により整備された

ラロトンガ島南部、ナタンギア地区の桟橋&船揚場が完成しました。

先月、在ニュージーランド大使が先日クック諸島にお見えになり、

引き渡し式が行われたというニュースを聞き、早速見てきました。

(*注*クック諸島にはまだ在日本国大使館はないので、

在ニュージーランド大使館が管轄しています。)

いままでは、ショベルカーや砂利山があり

工事現場みたいだったけれど、

綺麗な桟橋が完成して、ラグーンに向かって歩きたい気分を掻き立てます。

そしてその横には日本の旗とクック諸島の旗が友好のシンボルとして仲良く並んでいました。

そして、

This is from the people of Japan

のメッセージ。

日本の皆さまありがとうございます!

私がクック諸島に住んで働いています、というと、

「っえ?クック諸島?」

「それって国なの?」

「どこにあるの?」

と常に聞かれる3つのお決まり質問。

でも、こんな小さな太平洋の島国にも日本の援助はしっかりと届き、

地元の人々は日本のグラスルート(草の根)の援助だ!と感謝の心を持っています。

そして、

「他の国の援助だと、すぐに壊れたり、修理することが必要になったりすることがあるけれど

日本の援助のものは本当にしっかりと作られているよ」

とは、実際に何度も聞いた話です。

ちなみに、他の国というのは、お隣の国、中国です。

中国の支援もここ、遥々とクック諸島に届き、裁判所や体育館が建設されたようですが、、、

数年後にはがたがたとしてきて、

手入れが必要、ということです。

 

船着場の横にあるハットに、

なにやら人だかりが、、、、覗いて見ると

なんとも、みごとなまぐろが裁かれていました!

今朝に釣り上げられたばかり!

陽気なおじさまたち。

「日本人だからさしみは好きだろう!

きみも食べて行きなよ!」

と、誘ってくれたので、新鮮な刺身を甘辛いソースをつけて手づかみでいただきました。

美味しい!

「そんな少しかい。

遠慮しないでもっともっと食べていきな!」

「今日は僕の50歳の誕生日なのさ。

そんな日に50キロのまぐろを釣り上げた!

これ以上の幸せはないね」

仲間たちとゆったりとした時を過ごし、大好きなフィッフィングをして過ごす生活。

とても生き生きした愉快なおじさまたちと過ごした一時。

私もパワー&幸せを分けてもらいました。

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