初めて会った時の印象は、、、で、でかーい!
こんな大きな人がいるなんて。
私の仕事の良きパートナー、ステファン。
マオリの勇ましい体格の巨人さん。
実際に人に会う度に、口ぐちに「大きいね」と毎日言われ続けているから、慣れているのか、私たちの反応を見て本人も笑っている。
優しさ溢れ、そして日本的な慎ましいさがどことなく垣間見れる笑顔が。
「コンニチハ、ハジメマシテ。」
以前、福岡でラグビーをプレーしていたことがあるよう。
一緒に歩いていると、今まで感じたことのない存在感が隣にずっしりとある。
そんな身体も心も大きなステファン。
「休日は何して過ごしているの?」
「海に出て魚を釣っているよ。」
うんうん、そうだよね。期待通りの回答。
「あと、カヌー漕ぎを友だちとやっているよ」
ポリネシアの人々は、カヌーを漕ぎ、遥か海を渡り巡った。
今でも、カヌーはレース競技として人々に楽しまれている。
今月末にラロトンガ島で行われるカヌーレースに彼も参加するそうだ。
よし、応援に行こう。
「家では何を食べているの?
やっぱりタロイモ、パンの実、パパイヤ、バナナとか?」
「あっはっは!
僕が好きなものはパスタ、スパゲティー、大きなステーキ、チキン、サシミ、サンドウィッチ、アイスクリームさ」
あれ?
見た目と違って、かなりモダンな食生活じゃない。びっくりだわ。
マオリのモダンな若者ってことか。
育ちはニュージーランド。
ラグビーを通して日本を含め海外に住んだことがあるからのようだ。
身長196cm.
小学生の女の子が正に小人のよう。ちなみに女の子の身長は123cm。
こんな体格の人が日本の電車・地下鉄に乗り、街を歩いていたら注目の的ですね。
でも、実際に現在でも数人のクック諸島人=クッキーたちが、日本のラグビー界で活躍しているよう。
ちょっと探してみようかな。
これからも、私の周りの愛しいクッキーたちを紹介していきますね。
写真)ステファンの住むアイツタキ島。世界一美しく輝くラグーンを持つ環礁島。