接客業を経験したことのある方は「オーバーブッキング」の恐ろしさ、
その対応の苦しさをご存知だと思います。
本日の国際線、なんと大幅なオーバーブッキングとなり、
小さなバス一台分のパッセンジャーが予定の便で
飛ぶことができませんでした。 と聞くと、さぞかし、怒り溢れるお客様の対応で
空港は大パニックで大変だったのでは、
と予想される方が多いとは思いますが、 ここクック諸島は、 困難がいつもハッピーエンドになる不思議なパワーを持つ国。
Don’t worry we all make it happen!
大丈夫だよ。どんなことでもちゃんと実現できるさ。
Everything can be possible here in little island!
この小さな島では(みんなが知り合いで助け合えるから)
何でも実現可能なのさ!
とは、日常よく耳にするフレーズ。
新入りの私に、島のマジック言葉をみんながかけてくれる。
![](https://static.wixstatic.com/media/5db782_0c8ed6625f8f4deaadfe8c5985ce3c33~mv2_d_2400_1600_s_2.jpg/v1/fill/w_147,h_98,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/5db782_0c8ed6625f8f4deaadfe8c5985ce3c33~mv2_d_2400_1600_s_2.jpg)
今朝の空港でも、
明日の便に振り替えても良い人を募ったら、
なんと必要以上のお客さんが自主的に手を挙げたそう。
そのほとんどはニュージーランドやオーストラリアで暮らすクック諸島人。
クリスマス、年末休暇に里帰りして、
大好きな故郷の島にサプライズで1日多く滞在できることが嬉しく
恐らく喜んで席を譲ったのだろう。
Don’t worry, we all make it happen!
クック諸島の人々の大きな身体と溢れるばかりの笑顔で
空港のパニックを一転させ、
ハッピーな空気を作る。
まさにここはマジガルアイランド。