先週の私のタヒチへの想いが強すぎてか、once in blue moon
滅多にない出来事が週末に起きてしまいました!
知る人ぞ知る、普通ではあり得ない組み合わせ、、、
クック諸島ラロトンガ空港にエアーフランスのジャンボジェット機。
そう、日曜日の朝、タヒチが悪天候のため、着陸できず
お隣の我がクック諸島に緊急着陸しました。
小さなクック諸島では、
ジャンボ一機分の、嬉しいけれどキャパシティーギリギリの(?)
突然の300名ほどの大人数の予期せぬお客様の歓迎と対応に追われていました。
なんと、タヒチ島とモーレア島は記録的な大雨で
空港も大水没してしまい、飛行機の機体も水で半分浸水してしまうぐらいの
被害となり、発着陸がすべて中止となったようです。
被害が大きくならないことを祈ります。
乗客の皆様は、主にヨーロッパ、アメリカ、カナダ出身。
”タヒチに着陸できず、クック諸島に緊急着陸します”という
機長のアナウンスを聞いて、状況を理解できた人は
果たしてどれぐらいいたのだろうかと、個人的には興味があります。
”っえ? それってどこの国?”
”ホテルとかちゃんとある場所なの?”
”タヒチからどれぐらい離れているの?”
そんあ、声が聞こえてきそうです。
でも、心配はご無用でした。
スムーズに島の3つのホテルに振り分けられ、
快晴で、ラグーンが水色に光り輝く美しい日曜日をクック諸島で楽しんだようです。
私たちもこんな美しい日曜日を過ごしながら、
お隣のタヒチの天候が回復するように祈っていました。
タヒチで発達している低気圧での影響か、
クック諸島では波が高く、子どもたちにとっては楽しい波乗りができる
楽しい夏休みの1日になったよう。
そして、翌日の本日月曜日。
ようやく夕方にパペーテの空港が通常の体制に戻った連絡を受け
日焼けをした乗客たちが空港に再集合。
エアーフランスは”ハッピー乗客”を乗せて、19時過ぎに無事にタヒチに向けて無事に飛び立ちました。
この稀な機会を通して、多くの人々に
タヒチの隣、西方1,260kmに存在する、
同じように美しいクック諸島の存在を知っていただくことができたことを嬉しく思います。
タヒチと比べても観光化が進んでおらず、より素朴な南国の島の暮らしが残るクック諸島。
人々は自称、私たちは一番ハッピーな人々と言うし、
実際に私もそんな人々と一緒に暮らしているとそう感じる。
予定外にクック諸島とタヒチをハシゴで楽しむことができたこの度のエアーフランスの乗客たちに
両国の旅の感想を聞くことができたら興味深いなあと、個人的に思っています。
All out prayers for Tahiti and its people...