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嵐が去った後の庭掃除。ヤシの木の大きな落し物たち


ニュージーランドに接近したサイクロンクックの影響でしょうか。

クック諸島でもこの数日荒れた天気が続いていました。

風が強い状態が続き、

波がいつも以上に高く、ざぶーん、ざぶーん、と激しくサンゴ礁にぶつかり、

高いしぶきを上げていました。

私の家からサンゴ礁までは、約100m未満とラロトンガ島の中でも陸からサンゴ礁までが近い地区なので

高い波の見事な自然のショー、しぶきと音を目と耳で楽しんでいるいるような感じでした。

強い風で雲が早く飛ばされているのか、

劇的に天気が変化しています。

あっと言う間に晴れたとかと思うと、

ぱらぱらと雨が降り出したりと、劇的に天気が変わる一日でまさにダイナミックという言葉が適切なのかもしれません。

こんな時には陽がぱっと差すと、私は空を見上げ虹を探します。

今日もこんな綺麗にアーチがかかり、あっという間に消えていきました。

どこまでも続く太平洋に一瞬かかる美しい虹を見ることができる幸せ。

今日も一日、クック諸島での日々をありがとう。

帰宅後、ふと、庭を見てみると、

暴風によってヤシの木の大きなプレゼントがゴロゴロ、と。

これらを日々片付けるのが、南国に暮らす私たちならではの、貴重なお仕事。

最初に見たときには、なんだこれ?とびっくりしたけれど、これは、

ココナッツが実っていた花の鞘(?)

たくさんのココナッツの実を長い間、日々実らせていたので、役目を終えて落ちる時には

しっかりと陽に焼けて、枯れています。

実はこれかなり大きくずっしりと重いんです。

そしてヤシの木の枯れた葉っぱ。

風と雨の重みでズシン!と落ちると木にはかなりの音がします。

それもそのはず、葉っぱはとても大きく、長く、そして重いです。

付け根の部分だけで、重みは10kgぐらいはあるかな?というぐらい。

はっぱを1つそのまま引っ張り、庭の隅に運び、乾燥させてから燃やすせるように積み重ねるのは大仕事です。

身長約125cmの子どもとサイズを比べてみてください。

ヤシの木もいつも見上げているだけだけれども、

こうやって下に落ちてよく観察してみると、本当にその木の大きさと厳しい自然に耐える強さを実感します。

”クック諸島に住んでいる間だけできる特別な庭掃除体験”に、

娘もヤシの木の大きさと重みを全身で感じ、遊びながら手伝ってくれました。

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