今日のマルマル・アトゥア号の航海中、
なんと4匹のイルカが、帆船を伴走するかのように、
いや、まるで帆船と遊ぶようにしばらく泳いでいたということです。
キャプテンによると、この2年間の公開トレーニング中で初めて、とのこと。
ラロトンガ島近辺では、イルカを目撃することはとても稀とのことです。
私は今日は航海トレーニングに参加しなかったので、
残念ながらイルカには出会うことができませんでした。
陸から帆船を眺めながら、青と白の世界に包まれた土曜日の午後を過ごしていました。
海と空の青
雲と波の白
そして、点のように浮かぶ白い帆
ポリネシア文化の源流とも言われる島、
クック諸島にいることを実感するすっかり見慣れたけれど、やはり特別な風景です。
来月からは、いよいよクック諸島のザトウクジラシーズン。
南極からザトウクジラが徐々に北上し、
安全なクック諸島近辺で子育てのために滞在します。
近年の地球温暖化や異常気象のため、時期は毎年多少変化はしているけれど、
だいたい6月から10月がザトウクジラシーズンとのこと。
陸からもダイナミックなザトウクジラを見ることができるらしいので
いまから、とても楽しみです。
もしかしたら、今日のイルカたちはこれからやってくるザトウクジラたちの使者かもしれませんしね。