ラロトンガ島のビーチには、伊勢海老がたくさん落ちています!
っえ?
イセエビ、、、
でも、生きてはいません。
”抜け殻”が落ちているのです!
よく頭とか、しっぽとか一部が転がっているので、
ああ、お店には出回らないけれど、島の人たちがイセエビを採って食べた残骸かなあ、、、
でも、いま私が歩いているビーチは採取禁止地区だなあ、、、どういうことだろうか?とは思っていたのですが、、、
その私の仮説がひっくり返さられましたされました!
なんと、100%完璧の抜け殻を見つけてしました!
すべての手足の先までしっかりと残り、
また、触角の細い先までしっかりと残っていました。
これで、ああ、この伊勢海老たちは脱皮をして
その殻がきれいに流れ着いているんだなあと、理解しました。
少し調べてみると、
伊勢海老たちは脱皮は年に2回、つまり半年に一回ということ。
成長脱皮と、環境の変化のために脱皮したり、
水質の急変や水温変化、気圧変動でも、そして月齢も関係して脱皮するようです。
脱皮の際は、頭胸部と腹部の境目から生身が抜き出てくるよう。 細いひげの先端、手足の隅々まで、しっかりと残り切れることなく抜け殻が転がっていました。
神秘的ですね。
伊勢海老の芸術。
脱皮はもちろん海の中で行われるのでしょうか?
では、なぜこんな完璧な抜け殻がビーチに流れ着くのでしょうか?
それとも、陸に上がって????
自然界には本当に不思議が溢れていますね。
伊勢海老は成長するまで数百回脱皮を繰り返すそう。 となると、どれだけの抜け殻が海に流れ出され、そして他の生物に食べられているのだろうか???
ビーチウォークはいつも楽しい発見ばかりです。