昨年12月に、
一斉に行われたクック諸島の国勢調査の様子はレポートいたしました。
月日は流れ、中間発表が先日行われましたので、ご紹介します。
5年ごとに行われる国勢調査。
先回の調査日は2016年12月1日でした。
この日にクック諸島に住んでいる人、
そしてこの日に滞在していた旅行者も対象にアンケートの一斉記入が行われました。
ご存知の通り、クック諸島は15の島から成り立ちます。
その内、南方諸島にある2つの島、TakuteaとManuaeが無人島です。
国の総人口は2011年比べると2%の減少ということです。
中心のアヴァルアのある国のゲートウェイラロトンガ島の人口は横ばいですが、
アクセスが難しく、また不定期且つ、不確実であり高額であるため、
近年教育・医療・物資運搬等の問題も議論されているその他の南方諸島、北方諸島の人口は減っているようです。
1国の人口が僅か1万7000人って何度考えてもやっぱりすごいなあ、と感じるのは私だけでしょうか。
私が通ったマンモス大学の学生数は3万人強だったなあ(笑)
道やマーケットで知り合いに出会う回数が日常、という島の暮らしが容易に想像できると思います。
ちなみに、日本が認めている全世界196カ国の中でクック諸島は下から数えて5番目。
以下 少ない国リストです
196位 バチカン 458人
195位 ニウエ 1,468人
194位 ツバル 9,929人
193位 ナウル 10,210人
クック諸島のうち、ラロトンガ島に人口の約75%が集中し、
美しいラグーンで有名なアイツタキ島には2,000人余りが暮らします。
その他の10の島の人口は500名未満、その内4島は200名未満と
とても小さく限られた島の暮らしが想像できますね。
クック諸島の0歳から14歳、赤ちゃん&子どもの割合は24%
4人に一人は高校生以下の子どもたち。
島の日常生活で子どもたちが元気に走り回わる姿をよく目にし、
小さな島にかかわらず、小学校の数がしっかりとあることに納得です。
のデータによると、日本の年齢別統計は以下のようです。
0 - 14歳 12.6%
15 - 64歳 60.7%
65歳以上 26.6%
99.99%海の、
僅か1万7000人が暮らす海洋自然国、クック諸島。
そんな島の自然と人々に魅せられながらこの島で暮らし、
そんな日々を日本のみなさまにシェアできること、
しあわせに感じています。
メイタキ・マアタ クックアイランズ!
Meitaki Maata