美しいクック諸島の島々への到着、そしてお帰りの際、 飛行機の窓から望む景色はまさに絶景フライトそのもの。
ぜひ、思い出として目に焼き付け、そして写真に収めたいもの。
では、
「右と左、どちらの窓側の方が良い眺めなのですか?」
気になりますね。
答えは、
分かりません。
運任せ、となります。
お助けとなる、答えとならずすみません。
島の天候は気分のように移り気です。
そして、発着陸の方向は直前の風の方向で決まります。
ラロトンガ空港の滑走路は、東西に3.2km伸びています。
ジャンボ機が発着できるぎりぎりの長さになるように、西側の海を埋め立てて完成しました。
私は、この滑走路に面したオフィスで、日々滑走路とその奥の山々、そして一日2-5便発着する国際線飛行機+ 毎日忙しく飛び回る国内線エアーラロトンガを眺めながら仕事をしています。
アイツタキ空港。 人口2,000人弱の小さな島、実は滑走路が2つあります。
第二次世界大戦中に、アメリカとニュージーランド軍によって、
どんな風にも応じて着陸できるように南北、東西に延びる2本の滑走路が
南下し迫って来る戦地への給油地に備える目的として建設されました。
この滑走路はアイツタキ島の唯一の戦争の跡となり、 幸いに、この美しい楽園は戦いの舞台にはなりませんでした。 ”アメリカからの僕たちへの無料のプレゼントだよ” なんて、地元の人はジョーク混じりで語っています。
2003年にそのうちの1本、南北に延びる1,800m滑走路がアスファルト加工で整えられ、
アップグレードされました。 現在はこちらの滑走路が国内線エアーラロトンガ用として利用されています。
少し、話はずれました。
本題にどります。
右と左、どちら側の席が良いのか?
答えは;
どちらの空港も、離着陸時の風の方向、天候によって方向が決まるので、
どちら側の窓側の席の方が良い眺め、ということは断定することはできません。
明確な答えとならず、
お手伝いできずすみません。
ただ唯一のアドバイスができるとしたら、 チェックインするときに、カウンターのスタッフに相談してみてください。
「Which way dose the plane take off today?」
ラロトンガ空港の場合
西→東の時:テイクオフ直後は、右側窓席が良い眺めの可能性高し。
国際線:右窓側にラロトンガ島を数分眺めながら高度を上げ、その後大きく左か右に旋回します。 国内線:テイクオフし、その後すぐ方向転換するので、左側窓席の方が、窓の下にラロトンガ島が望めながら飛行する可能性が高いです。
東→西の時は、海に向かってテイクオフするため、、、 国際線:左側窓席の方が可能性多い、と思います。 国内線:右側窓席の方が良いかもしれません。
上記はあくまでも、私が日々飛行機を眺めながら感じている、
データに基づかないフィーリングに応じたアドバイスとなりますので 目安程度にお考え下さいね。
そして、
繰り返しになりますが、
あっという間に天候や風が変わることも珍しくありません。
チェックインした時と、テイクオフする時の風の方向も変わること、十分に考えられます。
なので、本当にラック、運となりますことご理解ください。
それでは、
Have a safe flights & travels to Cook Islands!