海外に子どもを連れて引っ越ししないと、知る機会はないとは思うのですが、
海外に在住している義務教育年齢の日本人の子供たちには文部科学省・海外子女教育振興財団により
日本の教科書を無料で受け取ることができる仕組みがあります。
教科書なんて貰ったってしょうがない!?
とは、思ったものの、、、
クック諸島では日本語の本を手に入れる手段がないので、
日本語に飢えている私たちにとっては、貴重な日本語の本。
しっかりと申請し、待つこと数か月。
在ニュージーランド日本国大使館のご親切なみなさまのご厚意をいただき、
はるばると、クック諸島まで届きました。
全世界共通で、同じ教科書が
各子どもの該当する学年に合わせて配布されます。
はるばる海を越え旅してきた教科書、、、
手に取ってみた第一感想、
紙の質、印刷のクオリティーが非常に良い!
さすが、日本の物は全然違いますね(笑)
ぺらぺらと、中身を早速読み、、、
なんと、うなぎのお話が載っていました。
ちょうど、タロイモ畑でウナギ釣りがマイブームであったクック諸島の日々、
そんなウナギのひみつの話を偶然、このような形で知ることができ、うれしさ倍増です!
娘も、
届いた初日に教科書のお話ストーリーはすべて、一気に読んでしまいました。
よっぽど日本語に飢えていたのでしょうか。ごめんなさいね、こんな僻地の生活を送ることとなって、、、。
さて、
前期・後期と二度に分かれ、日本から世界中に飛び立つ日本の教科書たち。
によると、2017年度前期用の総計は60万8680冊に上るそう。
日本を離れて、世界各国でがんばる子供たちがたくさんいるんだなあ、と改めて思いました。
その中のたくさんの教科書の中でも、
唯一、南太平洋の真ん中、クック諸島に到着した、後期分2冊の教科書。
長旅お疲れまでした。
大切に隅々まで目を通し、そして繰り返し読まさせてもらいます!