戌年にちなんだクック諸島の犬の話、続けます。
昨日ご紹介したように、クック諸島ラロトンガ島には
元気に、悠々自在に暮らす、たくさんの犬たちがいることは昨日お話ししました。
それに対するように、
クック諸島を代表する、美しいアイツタキ島には、
実は犬は一匹もいません!
アイツタキ島の人口は1,800人余り。
もちろんしっかりと、小学校もあり、教会もあり、
スパー&商店もあり、人々がしっかりと暮らしています。
なぜ犬がいないのでしょうか?
むかしむかし、、、
有力な指導者であるアリキ(酋長、チーフ)の元で、アイツタキ島の人々は
自然の恵みを受け、仲良く、助け合い暮らしていました。
ある日、そのアリキの愛して止まない娘が
島の犬に噛まれて怪我をしてしまいました。
大変心を痛めたアリキは、
その日から島で犬を飼うことを禁止したということです。
その禁止令が、今日まで続いているということです。
果たして、いつ頃の話なのか?と
数人に尋ねましたが明確な答えは返ってきませんでした。
他にも伝説的なストーリは数点あるようですが、
このアリキ説が一番信用性があります。
何はともあれ、おそらく
アリキ(酋長)の一言で犬が住まない島となる運命となったアイツタキ島。
その他の島の動物たち
ニワトリや鳥たちが、よりのびのびと暮らしているパラダイスなのかもしれませんね。
ぜひ、アイツタキ島に行かれた際は、そんなことに頭の片隅に置きながら
島のゆっくり生活を楽しんでくださいね。