週末シュノーケリングをしていて、
カラフルな魚たち、そして海老、うつぼたちとのうれしい出会いに合わせて
悲しいものを見つけてしまいました。
生きた珊瑚に名前が彫られていました。
自分がここに2017年にいたよ!
と訴えている、自己中心的な悲しい落書きです。
幸いに日本人の名前ではなかったのですが、、、
年間に14万6,000人も観光客が訪れるようになった観光業立国のクック諸島。
このようないたずら的かもしれないけれど、決してやってはいけないことをしてしまう
旅行者が少しの割合いることも現実なのかもしれません。
先月ご案内した
パラオ共和国の新たな挑戦、パラオ・プリッジ。
入国するすべての観光客に、
自然保護・伝統文化保護を心掛けた滞在をすることを誓約する署名を
パスポートにしてもらう。
人口の7倍以上にあたる16万人が訪れる観光大国のパラオ。
近年の観光客の急増で、かなりマイナスな影響が各方面で出てしまったために、それに歯止めをかけ
未来を担う子どもたちに誇りを持てる良いパラオの国を残そうと、した世界初の試みです。
詳しくはこちらをご覧ください ↓
https://www.cook-islands-concierge.com/single-post/2017/12/20/palau-pledge
落書きされた珊瑚を足元に、波に揺られながら、顔を上げ、
ラグーンの先に緑深い山々が連なるラロトンガ島を眺めながら、ああ、なんて美しい島なんだろう、と思う。
よく言われる旅の基本。
「とって良いのは写真だけ。残すのは足跡のみ」
ぜひ世界中の旅行者がこの言葉を肝に銘じて、旅行するようになればなあと思った一日でした。