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花香るクック諸島の卒業式 のびのびと学ぶ個性豊かな子どもたち


日本の学校は卒業式シーズンですね。

子どもにとっても、そして親にとっても一年の締めくくりの時期は気持ちが引き締まる心地でしょうか。

クック諸島の学校は始まったばかり、現在1学期の真ん中です。

1月の末から学年が始まり、

12月中旬に終わるまで、4学期制となっています。

クック諸島の小学校で一番びっくりしたことは、

教科書がないこと。時間割表がないこと。

子どもたちの能力を引き出し、個性を伸ばし、、、

各先生たちの力量、アイデアで日々のクラス・授業は行われているよう。

子どもたちが集まった時の姿を見ているだけで

様々な個性の髪型、生花で髪や首を飾ったりするファッション、、、本当にバレアティ豊かで、のびのびとした

子どもたちの様子が伝わってきます。

地毛登録制度があり、

黒髪でなくてはいけないという日本の某地域の許育関係者の方々にこのクック諸島の学校の

子どもたちの姿を見て欲しい。

世界は広く、人々はこんなにも個性豊かで、

みんな異なるから深みがあるんだよ、って。

さて、話を戻し、

昨年の12月に行われたクック諸島の小学校の卒業式と修了式。

心温まり、南国らしい素敵な集いでした。

一年間がんばった子どもたちを親が褒め、そして選ばれた優秀な生徒たちを表彰。

そして子どもたちが

一年間お世話になった先生たちにお礼を言う日。

メイタキマアタ!

島らしく、

子どもたちは色とりどりの花や葉で着飾って、このスペシャルな日に望みました。

そして、式に立ち会う親たちの手には

色とりどりの花の首飾り、花の冠が、、、

子どもたちの名前が呼ばれ、がんばったね、よくやったね、とでもいうように

みんなの前で島の恵みで育った、色とりどりの生花の首飾りをかけて、ハグとキスの祝福。

会が進むにつれて、

会場はあまい花々の香りが漂ってきました。

最後の締めは、

8年生の卒業生たちを親、親族、そして下級生が感謝し見送る式。

とりわけたくさんの首飾りが全卒業生の首に飾られました。

親族がたくさんいる子なんて、顔が見えなくなるぐらいの首飾りの量!

でも、それが島流の名誉の表現。

各クラスごとに

ダンスや劇なども披露し、親たちを楽しませてくれました。

花の甘い香りに包まれた、

島の卒業式はの締めくくりは、みんなで持ち寄ったランチの多種多彩なビュッフェ。

島の大きな空の下、

島の大自然の恵みを日々受けながら

元気いっぱい、個性豊かにのびのびと学ぶ、島の子どもたちの姿を見ることができ、嬉しく感じた会でした。

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