太平洋・島サミットでプナ首相来日中の今日、
ある観光客用のイベントの会場を目指していたところ、、、
車を止めて、集合場所に到着したと思ったら、
なんと首相官邸!が目の前にありました!
あれ?と思い、、、ふと考える。
いつも勤務中に用事があり入る時は、反対側にある正門から入っていたよなあ?
門番がいないにもかかわらず、ゲートの中に入るにはなんとなく緊張感がはしり、心が引き締まる心地がする。
今は、土曜日の夕方。勤務時間外。
よって、正面ゲートはしっかりと閉まっているけれど、
今日は別用で、別の目的地を目指していたら、、、
あらら、気がついたら首相官邸の敷地内にいました。
そもそも、首相官邸のある裏側はゲートも、門も、柵も何もなかったので、
自由に、誰でも入れてしまうのです。
こんな国っていいんでしょうか?(笑)
なんて、ゆるいというか、
甘いというか、、、まあ、誰もテロをしたり、
いたずらをしたりする心配がない本当に安全で平和な国なんだなあ、と改めて心底感じました。
でも、首相官邸がこんな状態で良いのかなあ、
ましては、首相自身がいま日本にいて不在なのに、、、、大丈夫?!?
とは、内心少しは心配するものの、
興味本位で、こっそりと、
いやいや、堂々とお庭をお散歩させてもらいました。
首相官邸のお庭を気持ち良く、のびのびとお散歩する雄鶏。
日々、美味しいおこぼれの餌をもらっているのでしょうか、、、
堂々とした立ち振る舞い、
尾の羽、濃い緑の輝きが違う!のは気のせいでしょうか?
最初は恐る恐る、忍び足、、、
だって、もしかしたら急に、ブーブーと警報機が鳴るかもしれない!
なんて心配が頭の片隅にあったけれど、
そのうちに消え去りました。
ここ、クック諸島は本当に安全で、平和な島国だから、首相官邸もまるで一般市民宅のように無警戒でした。
と、ちょっとした冒険をした私を横目に、
島の子どもたちは元気いっぱい、日が暮れて、綺麗な三日月が昇る頃、、、
軽快な太鼓のリズムが夜の空に響き渡り、
ポリネシアンダンス披露が始まり、
外国からの観光客の方たちの歓迎イベントが行われていました。
今日も、クック諸島では静かで平和な一日が終わろうとしています。