おそらく、世界で一番美しいアウトリガーカヌー大会の会場でしょう!
クック諸島を代表するアイツタキ島のラグーンを舞台に繰り広げられるアウトリガーカヌー大会。
その名は motu 2 motu (”モツ トゥー モツ”と発音)
モツは、クック諸島マオリ語でラグーンに浮かぶ、小さな小島、という意味。
「小島から小島へ」と漕ぎ繋ぐアウトリガーカヌー大会、という意味です。
メインの島、ラロトンガ島から国内線で僅か50分でアイツタキ島で到着。
そこには、まさに南の島という風景と、のんびりとした暮らしが広がっています。
日本から考えると、クック諸島の玄関口、ラロトンガ島の暮らしもすっかり南国暮らし、と思うかもしれません。
確かにそうです。
が、
私たちラロトンガ島住民からすると、アイツタキ島こそがまさに「南国ゆっくり暮らし」です。
それぐらいに首都が置かれるラロトンガ島(島民1万2千人あまり)とアイツタキ島(島民2000人弱)では
島の雰囲気、
流れる時間、
人々の温かさと豊かさが異なります。
大会主催者からシェアいただいた、昨年2017年大会の美しい画像の数々に思わずため息をついてしました。
ああ~、きれい。
このラグーンの色!やはり特別!
美しい!
やっぱり、アイツタキ島は特別な島ですね。
毎年12月上旬に行われているアイツタキ島のmotu 2 motuアウトリガーカヌー大会は、
ラロトンガ島の11月中旬に開催されるヴァカ・エイヴァ祭 / Vaka Eivaに引き続いて、行われています。
ヴァカ・エイバは Vaka = アウトリガーカヌー、Eiva = 楽しい、祭りという意味。
短距離レース、島一周リレーレースなど、真剣勝負のパドリングレースが繰り広げられ、
地元の人々も半年余り、基礎筋力アップから始まる真剣トレーニングで大会に備えます。
変わって、motu 2 motuはどちらかというと、パドリング好きな仲間が集い、
交流をしながら一緒に楽しく美しいラグーンを漕ぎ進むという趣旨。
勿論、真剣勝負の短距離レース、そして36kmをリレーで漕ぎ繋ぐのは体力、少しの経験、そしてやる気が必要。
遊び心のみでは参加は不可能です。
アイツタキ島(上記写真↑)を舞台として行われる、アウトリガーカヌー大会 Motu 2 Motuの2018年大会のお知らせです。
2018年アイツタキ島Motu 2 Motuアウトリガーカヌー大会プログラム
12月3日(月)
11:00am 大会への登録手続き 13:00pm 鉄人レース Iron race 男女別、18km or 12kmレースとなります。Open / Masterで年齢別のカテゴリー。 地元、もしくは海外からの参加者を含めて6名チームを現地で組みます。
12月4日(火)
Motu 2 Motu本レース日 各国&地元のパドラーたちをバラバラにしてミックスチームを組んで戦う6度のチェンジオーバーがある、36kmレース。 大会の趣旨で、このメインレースは”チームを崩して交流をしながらの戦い”となります。海の中でチェンジする場所もあるので、参加者はwater change overの経験が必要。
夕方 レース終了後、表彰式&ディナー。各国の参加者と交流して、楽しく過ごす1日になると思います。
12月5日(水)
終日 フリータイム *オプションで、1日ラグーンクルーズなどをお楽しみください。
12月6日(木)
10:30am Fun Sprints(250m) 地元の子どもたちも混ざり、混合チームを作ったりと楽しくパドリングをする日。本気レースですが、ビーチで楽しみながら、というレジャーイベントのような雰囲気。15:00頃終了予定
Motu 2 Moruオフィシャルウェブサイト http://www.motu2motu.com/
メインのレースは、12月4日。
アイツタキのラグーンを反時計回りにぐるっと1周するOotuモツまでの36kmレース。
ハネムーンアイランド、ワンフットアイランドなど
世界中のトラベラーが一生に一度は訪問したいと憧れる白砂のビーチのモツも巡りながら6度の交代をしながら漕ぎ進みます。
写真を見ているだけで、
パドラーたちのアツイ掛け声と
輝くラグーンを跳ねる水しぶきを感じることができるような心地です。
アイツタキ島のラグーンの青は、 世界の他の海ではなかなか見ることができないということで、 青、いやターコイズ色? など表現ができないということで、通称「アイツタキブルー」と呼ばれます。
アイツタキブルーに光り輝くアイツタキ島のラグーンに まるで木の葉のように浮かぶアウトリガーカヌーとパドラーたち。
絵になりますね。
今までの大会で、日本人パドラーの参加は皆無。
そして、アジアからのチームの参加もないとのこと。
今年は、初の日本チームを作りアイツタキ島に行こう!という湘南のアウトリガーカヌークラブから声があがり、現在企画中です。
近日中に、お知らせできると思います。
日本のパドラーのみなさま、チームジャパンを組み、アイツタキ島のMotu 2 Motu大会に来てみませんか?
ご興味がある方、こちらからぜひご連絡ください。