クック諸島のある南半球、太平洋地区は朝夕は肌寒い時期が終わり
これからトロピカルな日々が始まろうとしています。
真っ青な空と海。
まさに南国らしく、島全部が太陽に照らされた日々、色とりどりの花々が咲き誇る美しい時期。
そしてよく夜にまとまった雨が降るシーズンでもあります。
11月1日はクック諸島で正式にサイクロンシーズンが始まる日。
今年のサイクロンシーズン中も、神様に島々と人々が守られますように、との祈りを捧げる集いが行われました
クック諸島で人が集まると言ったら、ダンスと歌のイベント。
皆で歌い、踊り、神に祈りを捧げます。
ラロトンガ島にサイクロンが直撃したのは、2005年が最後。
台風シーズンになると、次々に大型台風が上陸する日本に比べると、
クック諸島はサイクロンシーズンと言っても数年に1つ、もしくは10数年に数個、
というレベルなので遥かに日本の方が台風に関しては頻度が高い、危険な条件であると感じています。
ちなみに、なぜ私が日本にくる「台風Tayhoon」と、クック諸島にくる「サイクロンCyclone」と呼び方を変えているかと
気になった方は、こちらの記事を;
クック諸島気象庁によると、今年は南太平洋地域で11のサイクロンが発生する可能性があり、
その中で3つのサイクロンがクック諸島方向に向かってくる可能性が高いということ。
今年のエルニーニョ現象の傾向から、ツバル、ワリス・フツナ、トケラウ諸島、サモア、ニウエ、クック諸島、
ソサエティー諸島(フレンチポリネシア)、オーストラル諸島(フレンチポリネシア)が、今年はリクスが高まると予想されるとのこと。
地図を見てみると、赤道から離れた南太平洋地区ということがわかります。
新聞でも早速このニュースが掲載され、人々に事前にサイクロンに備える準備をを呼びかけました。
風に飛ばされないように家の周辺を見回り、避難場所の確認、懐中電灯、ラジオ、
水・食料・衣服・救急用品などの準備を整えるように、など。
この気象庁の予想が見事外れますように!とはクック諸島の皆が感じたことではないでしょうか。
11月1日から始まった、クック諸島のサイクロンシーズン。
実際に、2年間住んで見てどう感じているのか、、、私の主観にはなりますが、
この時期にクック諸島への旅行を考えているけれど、天気が心配で.... ... という方はこちらの記事も合わせてご覧ください;
4月末に合わせて行われる、サイクロンシーズン終了の感謝のお祈りの集いまで、
クック諸島の島々と人々が守られますように… … …