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2018年クック諸島が歩んだ、最も世界に誇る2つ挑戦 その1国全ソーラー化


昨日紹介したマラエモアナ海洋保護区に続き、小国クック諸島が世界に誇る2つ目の挑戦のお話です。

その2。

2020年中に、国の人が住む全12島のエネルギー源の全てを再生可能なエネルギーへ移行を目標に掲げている。

それは、太陽光、ソーラーパネルへの移行です。

日々、燦々と光り輝く太陽。 そして広々とした緑地や芝生エリア。

素人の私にでも、太陽パネル設置するのにこんなに最適な場所はないのではないか、と思うぐらいの南の島です。

現在はニュージーランドから3000kmの海を貨物船で定期的に運んでくるディーゼルを使い、 発電機を利用して電気を作っている。 輸送費&メンテナンスを想像しただけでも、クック諸島の高い電気料金が想像つくだろう。

UNDP、アジア開発銀行、そして日本などからの資金・技術援助も受け、現在までに、無事に80%が終了。

残りは島民の多い、アイツタキ島とラロトンガ島の2つの島のみとのこと。

先日、政府は2020年完了の目標に向けて、プロジェクトは順調に進んでいる、と発表。

現在の日本の再生エネルギー自給率はなんと6%だという。 *参照 経済産業省資源エネルギー庁 「なっとく!再生利用エネルギー」

一国の全て、100%全部のエネルギー切り替えというのは、初めての試み。

2020年に予定通りに完了したら、クック諸島は世界初、そして唯一のエコエネルギー国家となる。

地球環境に優しく暮らし、未来を生きる次世代を配慮した、小さな国の大きな目標。

小国クック諸島の大きな挑戦は続きます。

もう日本は、新年を迎えた頃でしょう。

世界で一番最後に年越しを迎える国のひとつ、クック諸島。

日本との時差は-19時間です。

まだ、こちらでは人々は今夜どこでカウントダウンをしようかという話でもちきりです。

Happy New Year!

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