クック諸島の多くの人々は敬虔なキリスト教徒です。
毎週日曜日、家族で揃って着飾り、ミサに出かけることは島の住民のふつうの光景。
ボーイ&ガールスカウト、聖書の勉強会、ゴスペルの歌の練習、聖劇、教会のイベントなど、教会を通した活動が日常的に活発です。
そんな中、毎月、第一日曜日の教会で行われるミサはとても印象的。
目と耳で楽しめ、そして心に残る美しい体験をすることができます。
実際は、ミサ終了後
聖餐式が行われるため、参列者はみな正装をします。
まるで映画の中の1シーンのよう。
教会が白で彩られ、
まさに特別な聖なるミサが行われている雰囲気に包まれます。
クック諸島の正装は、女性はアイランドドレスに椰子の葉の新芽で編んだ帽子、リトハットを被ります。
男性たちはスーツ姿に靴。
熱い常夏の島暮らし、いつもはTシャツ&サンダルで生活しているのに、教会の日は見違えるようにビシッと決めます。
特に夏の今の時期、30度を超える日々、冷房がない教会の中の熱気はすごいもの。
でも、男性たちはスーツ姿です。
神父さんのクック諸島マオリ語と英語が混じった説教、
そしてマオリ語の力強いゴスペルの歌声が響き渡ります。
教会の高い天井によく響く歌声。
また何層にも分かれたコーラス、そして女性と男性の掛け合うような歌声はまさにコンサートのような雰囲気。
島に人々の魂を感じるような素晴らしい歌声。
ぜひ、一聞する価値ありです。
観光客も皆ウェルカムで快く歓迎してくれます。
また、キリスト教徒でなくても、教会のミサに参列することができます。
観光客は白色の服装でなくても大丈夫。
ビーチに行くようなラフな服装はNG。
できれば女性はスカート、そして肩の隠れる服装、男性は長ズボンが歓迎されます。