もう少しで、ラロトンガ島の道路&風景の様子が、グーグルに掲載されます。
現在、ラロトンガ島のあらゆる道をカメラを付けて車に乗ったGrid Raroチームが走り回り、
グーグルマップへ掲載する画像、ストリートビュー、360度ビューなどの情報を集めています。
住所が存在しない島。
郵便物は、郵便局留めのみ。
郵便番号ももちろんない。
どこに住んでいるの?と言われたら、自分の住んでいる村の名前をいう。
もしくは、近くのお店やホテルの名前。
そんなこんなで、シンプルな島の日常生活は成り立っている。
1周32km、いくら小さい島と言っても、道は奥まで入り組んだり、時には迷い、目的地に辿り着けないこともあります。
知人の家の場所は... ...
「空港からアヴァルア市内に向かい、スーパーブラウンという店で山側に曲がり、バックロードに突き当たるまで進む。
左に曲がり、ココナッツが並ぶ道をしばらく進み、お墓が角にある大きなマンゴの木を通り過ぎたら細い道を右に曲がる。
細い道の一番奥にある、青色の屋根の家よ」
そんな会話が、今でも、普通に交わされています。
説明を聞いて、たどり着ける確率は五分五分。まだまだ私は熟練ではありません。
火事などの緊急の時はどうするの?
津波などの災害が発生した時には?
そんな時のために備えるために、グーグルマップ、グーグルアースへのデータ情報掲載プロジェクトが立ち上がったということです。
政府機関、気候変動対策室、災害対策室などが対策、教育、ビジネスなど様々なことに役立つことになると理解されています。
チームがラロトンガ島を走るのは、2月8日から15日。
いつごろになると、グーグルマップ上に反映されるか、楽しみです。
世界の人々が、世界の秘境とも言える
クック諸島ラロトンガ島の詳細なストリートビューをグーグルマップを通して自宅で見ることができる日も近いようです。