太平洋諸国はラグビーが強いことで有名ですね。
ニュージーランドのオールブラックス、サモア、トンガ、多くの選手が
日本でも活躍しているのでご存知の方も多いと思います。
同じマオリ民族である、クック諸島でもラグビーは国民的スポーツ。
男の子が憧れるスポーツ、そして友達・家族・親族皆で熱狂的に応援するスポーツ。
毎年1月から6月はラグビーリーグが行われ、各村のチームが毎週末ホーム&アウェイで戦います。
週末に行われる地元のラグビーチームの試合に
日本から遊びに来てくれた知人と共に観戦に行って来ました。
「ここってきっと世界一美しいラグビー場かもね」
と、彼女がふと呟く。
芝生に囲まれるフィールドには、応援する人々が仲良く集う。
その横を子どもたちが裸足で走り回り、
そして犬が気持ち良さそうに寝転ぶ。
椰子の木、タロイモ畑、そして鳳凰木の赤い花が彩りを加え、背後には雄大な山がそびえる。
快晴の青空。
「まるで、物語の世界みたいだね」
私も、そう思う。
このラロトンガ島は、本当に幸せに包まれた島だなあと感じた。
私も実はまだラグビーのルールの勉強中。
でも、周りの人の反応と声援でだいたい理解できるようになりました。
このラロトンガ島の世界一美しいラグビー場のフィールド脇に座り、
一緒に観戦しているだけで幸せな気分に浸った、ゆっくりとした島時間に身を任せた豊かな週末でした。
金曜日の夕方、そして土曜日の午後には地元の人々と共にラグビー観戦をするのも、
クック諸島の旅の醍醐味かもしれませんね。