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不名誉な世界記録更新 肥満に悩むクック諸島


World Population Reviewの発表によると、世界の肥満度2019年の統計で

クック諸島は世界2位となりました。


昨年は世界3位。 なんとも不名誉な、世界記録の順位更新です。

今では、世界人口の30%が肥満となり、その数は増え続けているよう。

「(クック諸島は)人口の数が少ないから、何か計算の間違いだよ?」

「そんな情報何かの間違えだよ」

危機感を感じず、

こんなのんきな反応をしているパブリックの人々を見ていると、私も時々不安になります。

だって、周りを見渡すと確かに、サイズが大きい人ばかり。

でも、みんな大きいから、確かに感覚が麻痺してしまっているのかも。

お店に並ぶ服は、通常サイズXから始まります。

そして、XX、XXXと徐々に大きくなるから、サイズMが見つかったらラッキー、サイズSを見つけることができたら幻。

島に住むたくさんの犬たちももちろん”肥満犬”が多い気がするのは私の気のせいだけではないと思います。

肥満とは、身長と体重を以下の計算で判断します;

【BMI計算式】 肥満指数(BMI)= 体重 kg ÷ (身長 m ×身長 m )

156cmで62kg以上 160cmで64kg以上、 170cmで74kg以上が肥満度1で肥満予備軍。

体重がそれぞれ74kg、76kg、88kgとなり数値が30を超えると肥満となる。

確かに、自分の身長&体重を比べてみると、70kg以上もあるとなると確かに問題な重さだと思います。

保健省の発表によると、クック諸島の大人の3人に1人がNCD(非感染性疾患)だという。

NCDとは、不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒などの原因が共通しており、生活習慣の改善により予防可能な疾患の総称。

ここまでくると確かに重大問題です。

国を挙げて何とか対策をしないと、国の将来が危ない気がします。

時々ラジオでは、ヘルシーな食事を心がけましょう、十分な野菜&フルーツを食べましょう、

と肥満国民へ啓蒙するメッセージが流れています。

一回に飲む飲料水・ジュースのパックの量が200mlの日本人。

甘いジュース大好き。

いくら身体が大きいからと言っても、日々、1Lのジュースをごくごくと飲んでいたらカロリー取りすぎだと思います。

生活の質が劣る、健康のリスクが高くなる、肥満の弊害は様々。

豊かで、笑顔溢れる幸せな国、クック諸島の人々の幸せな将来を想い、

肥満問題へのアクションが期待されます。

日本食大好きなクック諸島の人々に、

ヘルシー日本食レストラン&料理教室を開催しながら食生活の改善を呼びかける活動、

とても歓迎されると思うのですが、興味ある人いないでしょうか?

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