クック諸島と聞いても、情報も少なく、全くイメージすらも沸かないような国ですよね。
ご安心ください。私もここに来る前は、そうでした。
南太平洋に位置するクック諸島は、
ニュージーランドマオリの祖先が住んでいた島国、タヒチの横、また赤道を挟んでハワイと反対側の南半球に位置します。
公用語は英語とクック諸島マオリ語の2つ。
ふたつの言葉がミックスして利用されています。
英国領に続きニュージーランド領であったこともあり、ほぼすべての人が流ちょうな英語を話します。
子どもたちから、ひなたぼっこを楽しむご老人まで。
どんな山奥を歩いていても、道に迷ってしまっても、助けを求めたらみんな英語であいさつ&助けを差し出してくれます。
3年間暮らしながら、英語が通じないから困ったという経験はありません。
なので、クック諸島への旅行は英語でのコミュニケーションとなりあす。
少しハードルが低くなりませんか?
写真はクック諸島クリスチャン教会、日曜日のミサの様子。
歌も英語、マオリ語、両方です。
学校教育は幼稚園から英語で行われます。
若者たちのクック諸島マオリ語離れが進み、教育省がマオリ族の民族アイデンティティを守るために
クック諸島マオリ語や伝統文化の授業を近年増やし、重要視している状況でもあります。
政府の役人のスピーチを聞いていると、
最初はマオリ語で始まり、熱が入ってくると英語に切り替わり、最後の〆めはやはりマオリ語で、という光景もみられます。
でも、ここは伝統文化を重んじるマオリ族の島。
日常の基本的な挨拶やグリーティングはクック諸島マオリ語が利用され、私たちのような外国人も愛着を込めて利用しています。
こんにちは キアオラナ!
また明日ね カキテアポポ!
ありがとう メイタキ!
この3つのクック諸島マオリ語を覚えているだけでも、地元の人々の反応が変わり
クック諸島の旅がぐっと楽しくなると思いますよ。
クック諸島マオリ語の無料アプリHika Kia Oranaもあるので、旅行前にダウンロードして、機内で練習してみてはいかがでしょうか?