コロナウィルスのニュースが世界から届く毎日。
各国の感染者の人数が日に日に発表され、
信じられないような病院の映像を目にする。
一日の終わりにNZのアーダーン首相の会見を聞き、アップデートするのも日常になったこの頃。
まだ、私たちクック諸島は大丈夫。
でも、もしかしたらもうウィルスは島に入って来ているかもしれないわ。
恐らく、時間の問題だろう。
不安は無くならない。
ソーシャルディスタンスを皆が自然に心がけていることを感じる日々となった。
キアオラナ!という挨拶と共にチークにキスをするクック諸島らしい挨拶はNG。
満面の笑顔で、キアオラナ!と伝える。これだけでも、とっても大きな変化。
コロナウィルスにより、一国のアイデンティティの一つがなくなろうとしている。
スーパーなどで並ぶ時は皆が自然に約2mぐらい離れる。
なんとも言えない、悲しい距離感、身の回りにバリアを張ったような感覚は
会った日からすぐに友達、というぐらいフレンドリーなクック諸島の人々の暮らしに
大きな変化をもたらし、外国人の私までもがこの変化を悲しく感じています。
マクスは、ラロトンガの暮らしでは目にすることもないし、利用する機会もない。
実際に、売っているのを目撃したことがない。
日本でもマスクが手に入らず、値段も高騰している、というニュースは聞く。
クック諸島でも、おしゃれなアイランド風カラフルマスクが登場しました。
クック諸島を代表するブランドTAVの生地を利用した布製マスク。
さすが、クック諸島おしゃれ!
ポリネシアン美人がTAVマスクを着けると、こんなに素敵!
新聞の一面も飾り、このコロナウィルス時代の欠かせないマスクのアイランド版を宣伝していたけれど、
実際、島の暮らしではマスク着用した人、一人も見たことありません。
首相が感染者ゼロの宣言をしたので皆が安心している、
保健省も、手洗いをしっかりしてとは啓蒙活動をしているけれど、
日々マスクをしましょう、とまでは人々に伝えていない。
そもそも日中は気温が30度になるので、マスクをしたら息ができない!といのが。
マスク普及しない大きな理由なのかもしれません。
世界中でマクスファッション、バンダナ活用でおしゃれ風マスク、なども出て来ているようだけれど、
このクック諸島マスクもかなりハイセンスでは、と感じています。
っあ、この記事を書いている私も、クック諸島で今までマスクしたことないし、
未だに一枚もマスク持っていません(笑)
ダメですね。
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