クック諸島では、
島を取り囲む豊かな海は最高のフィッシンググラウンド。
日々、イエローフィンツナ、シーラなどが地元の漁師さんたちにより水揚げされ、
冷凍保存されることなく、そのまま魚屋さん、レストラン&カフェに並びます。
とっても新鮮なマグロのお刺身。
地元の人たちも大好きです。
通常は、タヒチ風ソースと呼ばれる、どろっとした甘い味のソースが付いてきますが
キッコーマン醤油と合わせてサーブされることもあります。
日本からのゲストをレストランにお連れすると、
「わぁおいしい!こんなお刺身初めて!」と、 びっくりされることが多く、そんなとき私は、
「クック諸島のカフェに並ぶお刺身の多くは、とても新鮮なんです。
昨晩漁師さんが釣った魚が今朝店に運ばれ、刺身にされたばかりなので、 一度も冷凍&解凍されていないので、日本ではほぼ味わうことのできないお刺身なんですよ」
もちろん、青空と潮風と椰子の樹などの ラロトンガ島の美しい島の5感がお刺身の味を引き立てているのかもしれませんが、
クック諸島のお刺身がおいしい理由は、冷凍解凍されていないから、と
説明するとその味に納得してくださいます。
運良くカフェの付近で、
地元の男性たちが集い、魚をさばく様子を運よく目の当たりにする機会があることも。
アバルア市内マーケットの海側のハット小屋のカフェ&レストランは、
土曜日でなくても空いていることが多く、新鮮なお刺身を食べることができます。
レンタカーやスクーターで島を巡る人は、
道沿いのサインに注意して、海沿いのカフェなどに立ち寄ってみてください。
南側Titikaveka村のCharlie's
南東Muri外れのMooring Cafe
などが人気で、地元の人も集います。
スーパーでは、運が良いとお刺身弁当を見つけることができるかも!
南国風のクック諸島お刺身弁当、ぜひ旅の思い出話として味わってみてください。
私も気分は常に、クック諸島の自由な魚たち(となりたい)。
国境も、コロナウィルスも関係なく、魚たちは日々海を泳ぎ、
今年もあと2か月でザトウクジラが島を訪問する時期となります。
人間たちは何をやっているんだ、と、国境封鎖が続く私たちの生活を自然界の動物たちは、 きっと笑っていることと思います。
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