国選世界観光機構(UNWTO)によると、新型コロナウィルス(Covid-19)による影響で、世界の96%の国・地域が感染拡大予防のため旅行規制を設けているということ。また、約90カ国が完全、もしくは部分的に国境を閉鎖しているということ。
参照:https://www.travelvoice.jp/20200421-145986
そして、日本からの渡航者に一切制限をかけていない国・地域は何と以下の6カ国のみとのこと。その他の国・地域は入国拒否、もしくは2週間の隔離などの行動制限があるということです。(4月28日現在外務省情報参照)本当に、今まで経験したことのない世界になっていますね。
・英国
・サンマリノ
・バチカン
・アンドラ
・メキシコ
・セントビンセント・グレナディーン(カリブの島国)
世界の僻地のホテルのウェブサイトを少しランダムに検索しても「休業中」という表示が。各国の主要空港には飛べない飛行機たちが並ぶとのこと。この地球規模で人の動きが止まり、多くの人々が #stayhome で自宅待機するこの頃、世界を巡る良きニュースといえば、環境に改善が見られるということぐらいかもしれませんね。
そんなこの頃、Covid-19フリーのクック諸島は、変わらずののんびりとした島暮らしが続きます。自分たちの恵まれた環境に気が付き、感謝をしていると感じます。
Go local! Go back to our land & sea, like our ancestor did! 私たちの祖先と同じように、大地&海と共に生きよう! 島にはココナッツが実り、海に行けば魚がいる。 私たちは恵まれているよ。
この時代も、他の国から物流が途絶えても、
贅沢を言わなければ、クック諸島の島暮らしで飢えることはない気がします。
あたたかな南の島は恵まれています。
国境が封鎖されて「人の動きを止めても、物の動きは止めない」と首相が宣言してから1ヶ月あまり、島の荒れていた土地で汗を流す家族が増えています。
自給自足を促進するため、農業省は無料でトラクターの貸し出しを受け付けし、また種・苗も配布しています。
家族総出でタロイモ、サツマイモ、キャッサバなどを植える姿をよく見かけます。
大地が喜んでいます。
海。
早朝、サンセットを見にビーチに出ると、既に魚釣をしている男性を発見。
夕方は友達と連れ立って皆でラグーンで魚釣り。
家族ではネット漁。そしてバケツを手に、貝&ウニ拾いに出かける。
川には川海老、海に船を出したらトビウオ、カツオ、シーラ、カジキマグロなどが獲れます。
ラロトンガ島の豊さに改めて気づかされている今日この頃です。
このCovid-19のチャレンジな時期、地理的にも精神的にも世界から遮断されたクック諸島の人々は自分たちの伝統的な島の暮らしを見つめ直し、自給自足にチャレンジする良い機会となっています。
Go back to our land & sea, like our ancestor did! 私たちの祖先と同じように、大地&海と共に生きよう!
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