先日、10月27日水曜日に、
旅行ガイドブックの大手出版社であるロンリープラネットによって
クック諸島が2022年の旅行先のトップカントリーに選ばれたことは、クック諸島観光業一同、大喜び!
クック諸島繋がり同士、世界中でニュースが駆け巡りました。
日本でも6位に四国が選ばれたことで少し話題になっていましたね。

Best of Travelとして、2022年度のトップカントリーの国が10ヶ国選ばれ、その中で見事、
小国クック諸島が一位を獲得。
なんでクック諸島みたいに、まだ知名度もなく
世界遺産がひとつもない
小さな国が選ばれたの?
大体、クック諸島って国なの?どこにあるの?と、多くの人々が検索したことでしょう。
少し解説いたします。
ロンリープラネットの「ベスト・オブ・トラベル」賞に選ばれるためには、
”単に美しい国”あるだけではなく、
環境に配慮し、社会的責任を果たし、地域社会に焦点を当てたディスティネーションであることが
総合的に評価されてということです。
最初の基準であるサステイナブル(持続可能である)は、
コミュニティが国の自然および文化的資源を保護するためにどのように取り組んでいるかが審査されました。
2017年に法制化され、世界最大の海洋 保護区となったクック諸島の海、
マラエモアナ(Marae Moana)などのイニシアチブが評価されました。
環境保護団体テ・イプカレア・ソサエティ(Te Ipukarea Society)の主導による
マナティアキエコ認定プログラムは、水と衛生、生物多様性、廃棄物(ゴミ処理)、
エネルギー&再生エネルギーの利用など、環境への影響に対してベストプラクティスを示し、
基準を満たした事業者を認定するイニシアティブです。
クック諸島内のより多くの企業が環境保護を意識し、サステイナブルを考慮しながら
ビジネスを行うことにより、国全体として観光による破壊を防ぎ、 サステイナブルな方向に進むことを目指します。
世界的にも今後の旅行を計画する際には、 環境保護&サステイナブルを掲げているしている会社を利用することが
主流になると予想されていること、小国クック諸島でもすでに試みは始まっています。

2番目、
クック諸島の人々の文化的価値を観光客の人々とシェアするイニシアティブは
キアオラナ!というのはクック諸島のあいさつ、時間を気にせず使える”こんにちは”。
この言葉に含まれた意味は、May you live long = あなたが長生きしますように...
そんな風にあたたかく観光客を迎い入れて歓迎するクック諸島のホスピタリティーは
観光局の二人のアンティたちを筆頭にディスティネーションアピールに取り組んでいます。
多様性、ダイバーシティが、 「ベスト・オブ・トラベル」賞の3番目の基準です。
クック諸島の15の島々の異なる文化、伝統、人々、自然美、歴史などの様々な魅力が、
単なる綺麗なビーチリゾートに留まらず、総合的に「魅力溢れるクック諸島の島々の旅」を可能にしていると評価されました。
コロナ禍で国際便が止まる中、クック諸島でもローカルツーリズが人気となりました。
ローカル向けのコロナ割引特別料金で、ラロトンガからアイツタキの休暇に出かけたり、
アチウ、ミティアロ、マンガイア、マウケなど飛行機で1時間以内の離島に足を伸ばし、
クック諸島の離島を体験するツアーなどが人気となっていました。
クック諸島に住む外国人のみではなくローカルたちにも大好評で、
クック諸島の多様性、各島の魅力を自分たちでも新たに発見し、楽しむことができ、 これから国境が開いた際、海外からの旅行者にもクック諸島の多彩な魅力を満喫する旅として
アピールができること実感できた試みでした。
ガイドブックに載っているラロトンガ島とアイツタキ島、それ以外にも
クック諸島の魅力はたくさんあります。
そんな旅を私が勤務するトゥラマパシフィックトラベルでも、ご用意しています;
・クック諸島の南島を巡る旅 Southern Group Adventure Packacakges
・クック諸島の北島を巡る旅 Northern Group Adventure Pacakges
15の島の島々からなるクック諸島のライフスタイルは
各島ごとユニークで、多様性に富みます。
美しいビーチだけではない、もっと奥深い旅、
人々と出会い、文化と体験に溢れ、新しい発見がある旅がクック諸島では可能です。 そんなことが総合的に判断、評価され、 クック諸島のようなマイナーな(笑)小国がNo.1に選ばれたこと嬉しく、そして誇りに思います。
身体も、そしてハートもとびきり大きなクック諸島の人々。
世界からの観光客を迎えることが出来る日を楽しみにしています。

国境が開いた際にはあなたをクック諸島にお迎えできること楽しみにしています。
お待ちしております。
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