シュノーケリングであまりにも多くの魚を見ることができたゲストからの素朴な質問です。ちょっと真剣に理由を考えてみました
クック諸島の人々は、とても自然と近い暮らしをしています。
ラロトンガ島は、サンゴ礁にぐるっと囲まれてラグーンとなっているため海況が穏やかで、サンゴがよく育ち、魚も守られるようによく育ち、自然豊かな環境にあります。
(数カ所ラグーンが途切れて自然の原理で海水がうまく入れ替わるようになっているが) ラグーン内に大きな魚も入ってこないので、外敵も少ないことにより、小魚たちがのびのびと暮らす事のできる環境が整っている。
と、同時にRAUIになっており、地元の人々の努力もあり自然そのままの状態となっている。
ラロトンガ島に限らずクック諸島の海は、伝統的にRAUI(ラアウイ)という海洋保護区の設定があります。このRauiが設定された地区へは、その指定された期間は海の生物の保護をする決まりとなっており、地元の人々の中でもしっかりと守られています。(相互監視する抑制力も働いていると感じています)Rauiの掟を守らないことはタブーとして、伝統的に部族社会の中でも罰せられるしきたりとなっています。
このラアウイに関しては、観光客のみなさまへのご案内も含めて、島のビーチ&道沿いに看板は見かけます。Rauiに関しての記事は以下を参照
シュノーケリングやダイビングは海と人々がとても近く共存しているクック諸島を感じていただける体験だと理解します。
安全に気をつけてシュノーケリング楽しんでくださいね。
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